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作業台の作成

 色々な工作物を作成するための作業台を作ってみました。以前作った作業台の改良版です。


設計図(クリックすると拡大します)

作業台の大きさは幅600mm×奥行き307mm×高さ419mmです。
板などを固定するときのクランプをかかり易くするために、土台から天板を少しでっぱらせています。
また天板どうしは約21mm開けているため、ここの隙間からクランプを入れることができるようになっています。


板取り図(クリックすると拡大します)

使用する材料

1×4(ワンバイフォー)6フィート(1830mm)のホワイトウッド(SPF材)を4枚使用します。
他にコーススレッドネジ(3.8mm×32mm)を48本。


使用する工具

・電動ジグソーまたはのこぎり
・電動ドリルまたはキリ
・電動ドライバーまたはドライバー

他に鉛筆、定規、ものさしなど。

まずは材料を購入。のこぎりや電動ジグソーで長い直線を切るのは大変だし、うまく切れないので、4枚の内の1枚だけをホームセンターで縦に半分に切ってもらいました。

実は前回、この部分も自分でやったため、かなり大変で、電動ジグソーが火を吹いてしまった事もあったので…。

写真は枚数が多いのですが、後で折り畳みテーブルも作るため、余分に買ってます。
左に束ねてあるのが、ホームセンターで切ってもらった板。


これを板取り図に従って切っていきます。

今回、なるべく直角にまっすぐ切りたいので、こーゆー治具を作りました。

ジグソーのプレートをこの木に当てて滑らせれば真直ぐ切れると言うものです。
下の板はプレートから刃までの距離に合わせてあり、この端を切りたい線に合わせるだけで簡単にセットできると言う訳です。

頑張って切り終わりました。左から

天板 (3枚)600×89
側板長(2枚)540×89
足太い(4枚)400×89
足細い(4枚)400×43
補助長(2枚)426×43
側板短(2枚)229×89
補助短(2枚)191×43

計19枚です。

足を4本作ります。

太い足と細い足をそれぞれコーススレッドネジ3本で固定します。

ネジを留めるときは、いきなりドライバーでねじ込むと、木が割れることがありますので、予め3mmくらいのドリルで下穴を開けておきます。

足に側板短いと補助短いをつけてウマを2つ作ります。
補助の位置は下から120mmくらいでいいです。

側板も補助板も、裏側からネジを留めます。

2つのウマを側板長いと補助長いをつけて土台を作ります。

この部分もできれば裏側からネジ留めすると綺麗ですが、ドライバーが入らなかったり、手に力が入らないときは、表から留めても構いません。

これに天板をつけて出来上がり。

今回天板も32mmのネジで留めましたが、もっと長いネジがあればそちらの方が良いでしょう。

この作業台は使わないときはベンチとしても使用できるほど丈夫です。100kgくらいまでなら余裕で耐えられるので、足踏み台としても使えるでしょう。

材料費約¥1,500(カット料込み)で、ゆっくりやっても2〜3時間で出来てしまいます。
後はお好みでペイントしてもいいですね。

この製作記事を真似て作成し、使用した場合における安全性については保証できませんのでご了承ください。

2006.3.4


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