沖縄ダイビング アクアデートの2004年1月から2008年8月13日までの日記です・・・

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2005/01/24(月) ホエールウォッチング
 今日はかなりいい天気です。朝から快晴で日中の最高気温は21度まで上がりました。風もなく穏やかで、海上も波がほとんど無くの〜んびり。

 と言うことで今日はクジラ見物に行ってきました。大型クルーザーで進むこと約1時間。ケラマの南東沖合でクジラ発見。他の船も集まってきてホエールウィッチング開始です。
 最初は船から逃げるように泳いでいたのですが、船の前方に座っていたゲストの目の前で突然ブリーチング!派手な水しぶきを上げて潜って行きました。
 そのまま待つこと10分。エンジンを停めて波に揺られる船の真横で浮上。あまりに突然だったのでみんなビックリ。潮吹きしたしぶきが顔にかかるほど近くて、手を伸ばせば届きそうないきおいです。(笑)
 クジラはそのまま船の下に潜ったり、他の船に近づいたりして行ったり来たりを繰り返し、再び船の真横に来ると、ヒレを大きく上げて振ってくれました。その後もかなり長い間船の近くを泳ぎ回り、まるでこちらが見物されてるみたいでした。。。

 1時間ほどじっくり楽しんで帰りもまったく揺れずに帰ってこれました。この季節には珍しく、波も無く穏やかで、太陽はポカポカ暖かくてとっても気持のいいクルージングでした。
 また是非遊びに来てくださいね!

2005/01/18(火) 大度海岸
【大度海岸】気温17度、水温23度、透明度25m、流れ少し。

 今日はとってもいい天気になりました。海も落ちついてきて風もほとんどなく、濡れたスーツのままでもポカポカ暖かいです。

  本島南部のビーチポイント「大度海岸」はその昔、ジョン万次郎が上陸したところと言われ、別名「ジョン万ビーチ」とも呼ばれています。沖合100mにもな るリーフの外側に出ると、水底まで-20mに落ち込むドロップオフで、おおきな根が複雑にからみあっていて、洞窟あり、アーチあり、巨大な水路ありの地形 ポイントです。
 さっそくセッティングしてダイビング開始。駐車場から約100mビーチを歩いてエントリー。そこからさらに100mほど水面移動 してリーフの外側に抜けると、透明度もかなり良く、深い方が水温も若干高めで、でっかいブダイやハマフエフキ、チョウチョウウオなどが居ました。正面の大 きなハマサンゴの上には、カマスが50〜60匹くらいゆっくり泳いでいます。
 下に降りて洞窟やアーチをくぐり、地形を楽しんでいたら、なんと水中ライトが水没!(;_;) うー、、、しっかり確認したのになんでだろう?
 かなりショックだったので(笑)、写真もほとんど撮らずにエキジットしてしまいました。。。

 駐車場に戻って休憩していると、太陽がポカポカで気持いいです。。。少しウツラウツラして2本目はリーフの内側へ。

 リーフの内側はタイドプールになっていて、最大でも水深5mほど。ほとんどは2m前後で、固い岩盤の上に所々サンゴの根が点在しています。
 そのサンゴの根には、ミスジリュウキュウスズメ、ルリスズメ、ネッタイスズメ、ムラサメモンガラ、トゲチョウチョウウオ、ベラ、リュウキュウヤライイシモチなどなど、沢山の熱帯魚が群れてます。
 撮影しながら立ち止まると、あっと言う間にロクセンスズメやオヤビッチャ、ベラ達に取り囲まれ、今にも突きそうな勢いでした。
 石の上にちょこんと乗ったオグロトラギスと睨めっこしてエキジット。

 約40分のダイビングですが、タンク残圧はまだ140。もう一本行ける勢いですが、さすがに3本はきついのでこれで終了。
 今日は地形あり、フィッシュウォッチングありのまったりダイビングでした。天気がいいと気持もいいですね!

2005/01/13(木) 越冬隊
 このところグズついた天気が続いています。1日毎に波も2〜3mと変化して、中々ベタ凪とはいかないようです。
 来週は晴れの予報も出てるのですが、気温が14〜15度くらいと、かなり下ってきてますね。
 でもケラマの往復ではかなりの確率でクジラが見れているそうです。透明度も上がってきて綺麗な水中では、ウミウシも増えてきてカラフルな景観を楽しむことができますよ。

 そんな中、当店もちょっと暇になったので、お店の床磨きを始めました。一度に全部やると大変なので、1日1m四方程度で、最初に掃除してから水拭き、乾いてから固形ワックスで汚れを落とします。
 これが結構力がいるので大変。床のデコボコの奥にこびりついた汚れは、知らないうちにかなり溜まってたんですね…。まだ磨いてない床との差は歴然です。(写真右)
 ワックスで綺麗にしたらもう一度水拭きをして、完全に乾いてから今度は液体ワックスでコーティング。1時間くらい置いて乾かし、雑巾で拭き上げると完成です。
 結構大変ですが、開店当時のお店に戻ったみたいでちょっと嬉しかったりして。
 まだ半分程度しか終わってないので、皆さまに気持ち良くお使い戴けるように頑張って磨き続けます!

 そして店頭に置いてあった花の咲かないブーゲンビリアのプランターは、ワイヤーラックで囲いを造り、それにサランラップを巻いただけの簡易ビニールハウスを作って越冬の準備に入りました。(写真左)
 ブーゲンビリアは寒さに弱く、水のやり過ぎもいけないため、店頭に置いておくと風と雨で弱ってしまい、去年はそれで危うく枯れそうになっったので、今度はしっかり対策を講じました。
 暖かくなって満開のブーゲンビリアをご覧戴けると嬉しいのですが、隣のお弁当屋さんの店長から「過保護だよ〜」と笑われてしまいました。。。

 まだ暖かくなるまでには時間がありますが、この時期だからこそ出来る、のんびりゆったりダイビングを楽しんでみませんか?
 と言うことで、またまた冬のキャンペーンをやっちゃいます!詳細はHPトップのキャンペーンのお知らせからご覧ください。
 皆さまのお越しをお待ちしております!!

2005/01/04(火) 一泊二日ケラマダイブクルーズ!
【ドラゴンナイト】  気温17度、水温23度、透明度良し、流れなし。
【ドラゴンモーニング】気温16度、水温24度、透明度20m、流れなし。
【安護の浦】     気温17度、水温24度、透明度20m、流れなし。
【名瀬(ナジ)】   気温18度、水温24度、透明度28m、流れ少し。
【下曽根】      気温18度、水温24度、透明度25m、流れ速い。

  久しぶりにケラマへ1泊2日のダイビングクルーズに行ってきました。夜8時過ぎに出港すると、風がなく海はベタ凪ぎ。雲1つない夜空には、那覇を離れるた びに増えていく無数の星がきらめいてました。デッキに寝転がり夜空を見上げると、時折流れ星も見られ、まったりのんびりクルージングでした。

  今日の停泊地、座間味のトウマ浜ドラゴンレディに、厳重にアンカリングして、さっそくナイトダイビング。いつもとは違った雰囲気の中、スカシの根に行くと スカシテンジクダイやキンメモドキはお出かけ中で、ユカタハタが寂しそうにしていました。岩の下には、オトヒメエビ、サザクサラサエビ、アカホシカクレエ ビ、ベンテンコモンエビ等々海老三昧。
 飛行機の羽まで行き、ミナミホタテウミヘビは2匹とも顔を出してぼけ〜っとしてます。砂地にはアチコチにウミエラ、ウミサボテンなどが生えていて、昼間とは違った賑やかな砂地でした。
 夜行性のエビ、カニ、ヤドカリが闊歩し、ときどき寝ぼけたハリセンボンが岩にぶつかってました。

 エキジットして夕食はあったかいうどん。ナイトダイビングで冷えた身体には有り難いです。明日も早いので軽く飲んで就寝。

 翌朝、まだ真っ暗な内から準備。夜が明け始め明るくなってきたところで、ドリフトダイビング。昨日と同じポイントですが、まったく違う雰囲気で、スカシの根にもスカシテンジクダイ、キンメモドキが戻ってきてました。
 飛行機の羽からミナミホタテウミヘビに付いたアカホシカクレエビを見て、さらに深場のハナブサイソギンチャクにはナマコマルガザミが隠れてました。
 さらに沖の-29mには、飛行機のコクピット(の残骸)が落ちていて、ちょっと怖いです。ナイトでは絶対に怖くて来れない…。

  エキジットして朝食の為に立ち寄った安護の浦で、トウアカクマノミのすぐ側に係留し、朝食前に激写タイム。トウアカ君はミツボシクロスズメが気に入らない らしく、執拗に追い掛け回してました。イソギンチャクにはイソギンチャクモエビ、アカスジカクレエビ、イソギンチャクエビやアカホシカニダマシも一緒に居 ました。
 暖かいポタージュスープとミルクパンの朝食を済ませ、2本目はピグミーシーホースを探しに名瀬へ。

 ここは大きな根が3つ連なり、その真ん中の根の東側に居るらしいのですが、見つかるでしょうか?
 エントリーするとかなりの透明度。これなら根を探すのは簡単そうです。しばらく流されながら行くと、見つけました。小さな変わった形の岩の下に中くらいのヤギが咲いてます。さっそく水中ライトを当てて探索。
 スタッフ3人で探しますが、見つけられません。。。しかし10分粘ってついに見つけました!!体長5mmほどの小さなピグミーシーホース。ヤギと完全に同化してて、ライト無しでは見つけられません。
 しばし撮影タイムののち、エキジット。しかし…後で見たらッピンボケばっかり。小さ過ぎて難しいです。(;_;)

  次はケラマの南、下曽根にエントリー。結構流れてましたが、頑張って根の回りをまわりました。中層にはウメイロモドキとグルクンの凄い群れ。その向こうか らぷりぷりのでっかいイソマグロが13匹連なって泳いでます。その内の2匹がグルクンの中に紛れ込んで泳ぎ始め、チャンスを狙ってました。
 しば らくイソマグロと泳いで根に戻り、ここは他にもコクテンカタギやゼブラハゼなど、沖縄でもあまり見られない珍しい魚を観察して、再び根の裏側に回り込む と、ドロップオフの岩肌にオニカサゴが張り付き、クラックの奥には10cm以上ありそうなでっかいウミウシ、その奥に人の顔と同じくらのおっきな顔をした ドクウツボがこちらを見てました。
 根の上にはナンヨウハギ、アカモンガラ、モンガラカワハギ、ツノダシ、ハナミノカサゴなどが居ますが、どれも身体が大きいです。潮通しが良いのでよく成長するんでしょうね。。。
 もう一度イソマグロの側に回り込んで、グルクンの中に入ってイソマグロと並走して遊びエキジット。

 昼食は船スタッフお手製のヤキソバと野菜スープ。スープが暖かくて美味しいです。
 さすがに昨日から7本潜ると疲れますね。と言うことでダイビングはこれで終了。他のショップさんはまだ潜る(すんごいですね〜)ので、シャワーを浴びて着替え、船の上でノンビリ待つことにしました。
 ところが、海が段々荒れてきてかなり波が高くなってきました。エキジットしてすぐ片づけ、帰路に。帰りは行きと全然違って、大荒れ。もの凄いことになりながら帰ってきました。

 それでもやっぱりケラマでダイビングは楽しいです。久しぶりにナイトも出来たし、初ピグミーも見れたし、大満足のダイブクルーズでした。また是非行きましょうね!

2005/01/03(月) 初潜り&渡名喜! そして…。
【島尻崎ホール】 気温15度、水温24度、透明度25m、流れ少し。
【アンジェーラ口】気温16度、水温23度、透明度20m、流れ少し。
【自津留】    気温16度、水温24度、透明度25m、流れ少し。

  いよいよ新年最初のダイビングです。今年一番の良い天気(笑)のため、水面も穏やか〜。いつものように港を出たところで、船長が「渡名喜行こう!」と言う ことで、ちょっと遠出して渡名喜まで行ってきました。天気最高で、ケラマが端から端まで見通せるくらい空気も澄んでます。
 快速艇なので渡名喜でも1時間20分で到着。しかもベタ凪なので、まったりクルージングでした。

 1本目は渡名喜のブルーホールと呼ばれる「島尻崎ホール」にエントリー。潜降するとすぐ洞窟の入り口が見えてきます。小さく開いた入り口が探検気分を盛り上げてくれました。中に入り入り口を振り返ると、オキナワンブルーの海がとっても綺麗です。
 洞窟の中は真っ暗で、途中天井が少し開いていて光が差し込んでいる個所もあり、神秘的。アチコチにリュウキュウハタンポ、マツカサウオが居て、洞窟の天井には60cmはありそうなでっかいイセエビが数匹張り付いてました。
 洞窟の中はいくつかの分岐があり、ぐるぐる回ることができます。おっきなドーム状の天井付近には、シモフリタナバタウオ、ミナミハコフグの幼魚、オルトマンワラエビが隠れてました。
 洞窟を出ると真っ青な海にウメイロモドキ、グルクンが沢山群れていてキラキラしてました。

  2本目はカメポイント「アンジェーラ口」へエントリー。ここは大きなサンゴの根が沢山連なり、アチコチにカメが潜んでいます。いや、、、潜んでいませ ん、、堂々と寝ています。潜降すると1m以上ありそうなでっかいアカウミガメ。根の向こう側から小さなアオウミガメが泳いで来ました。岩の間にはこれまた でっかいアオウミガメが休憩中。ダイバー達に囲まれ、面倒くさそうに移動を開始すると、カメの下に居たこれまたでっかいコバンザメが慌てて付いていきまし た。
 さらに進むとツバメウオの群れに遭遇。ダイバーをまったく気にせずに泳いでいきました。その先の根には40cmくらいの小さなカメがテーブ ルサンゴの下に頭を突っ込んで休憩中。こちらに気づき慌てて逃げていきました。最後にまたまたでかいカメが我々を先導するように泳いでいきました。と言う ことで今日は5カメ。

 昼食は船スタッフ特性のお雑煮。冷えた身体にアツアツのお餅が嬉しいです。
 昼食休憩のあと、ケラマに戻って最後は自津留でドリフト。今日は3本ともドリフトダイビングでした。
  自津留はサンゴのリーフ沿いに流れていくのですが、エダサンゴ、テーブルサンゴ、ハマサンゴの回りには無数のキンギョハナダイ、キホシスズメ、デバスズ メ、ハナゴイが群れていて、沖合にはグルクンがキラキラ輝きながら泳いで行きます。ベラやブダイ、カクレクマノミなど。リーフの端までくると、今度はカス ミチョウチョウウオがこれでもか!ってくらい群れてました。

 帰りも穏やか〜な海で、まったりしてると、前島の手前で減速。出ましたザトウクジラ。でっかいペアが悠々と水面を泳いでいきました。
 クジラもボチボチ見られるようになってきましたよ。透明度もかなり上がってきて綺麗な海を満喫できます。是非遊びに来てください!

2005/01/01(土) 明けましておめでとうございます
昨年中は大変お世話になりありがとうございました。
今年もアクアデートは安全に快適に楽しいダイビング!をモットーに頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。冬季限定ホエールウォッチングも開催しますので、是非遊びに来てください!

  さて、年が改まり2005年の元旦。沖縄は大荒れです。。。船どころかビーチダイビングも無理!って感じで今日はどこもお店でおせち気分ですね。何故か沖 縄は元旦に荒れることが多いのですが、東京あたりは晴れの特異日らしいので、この差はなんなんでしょうねぇ?毎日海に出て煩いから海の神様が正月くらいは 静かにしろよ、って事なのかな?(笑)

 ということで、することもないのですが、HPでデジカメダイバーなどと謳ってる割にはデジカメの話題が全然無いじゃないか!と言うお叱りの声(誰が言ってるんだろ?)に答えて、今日はいつもガイドで使ってるカメラのお話しを。

  前はオリンパスのC-4100と言う機種を使っていて、レンズが大きく結構綺麗に撮れるので気に入ってたのですが、昨年某ビーチポイントで紛失したため、 同じオリンパスのX-2と言う機種に変えました。これは500万画素で今までより画素は大きいのですが、レンズが小さいため写りはそこそこと言ったところ です。でも本体がコンパクトで水中ハウジングに入れてもそれほどかさばらないので気に入っています。
 写真左上が基本セットで、ウエットスーツ生地の余りで作ったレンズカバーを付けてます。レンズ前にはコンバージョンレンズが付けられるようにステップアップリングをエポキシ系の接着剤で止めていて、市販の37mm径レンズやフィルターを付けられるようにしてます。
  右上のレンズはワイドコンバージョンレンズで、元々はCASIOのQV-10と言うデジカメ創世記の頃の陸上用アタッチメントレンズなのですが、これが 37mm径でぴったりで、レンズも2枚構成で周辺の流れも少なく中々のモノ。これをバケツで水没チェックしたら問題なかったので、海に持って入ったら半分 水没。知ってる人は解ると思いますが、半分水没が一番性質が悪い。。。全水すれば画角は若干狭くなるけど撮影には問題ないのですが、半分だと空気の層でピ ントが上下で合わず撮影出来ません。防水加工するのは大変面倒なので、この際だから強制的に水没するように穴を開けてしまいました。これなら使い終わった 後、真水で良く濯いで乾かせばOK。沖縄では滅多にありませんが、透明度が悪いときなどは記念写真に重宝しております。
 そして左下の写真は遊び に行くときのセット。外部ストロボを装着しています。このストロボはEPOCのDS-150と言うコンパクデジカメ用ストロボなのですが、ガイドナンバー が可変で3〜15まで変えられるので、マニュアル撮影するときはかなり便利です。元々はカメラの内蔵ストロボの光を受光部で感知して反応するのですが、 アームに取り付けられたストロボがカメラより前に出ていると、内蔵ストロボを感知出来ず光らなかったりするので、これまた自作の光ケーブルを付けて、確実 に反応できるようにしました。これで浮遊物の多いときでもマリンスノーにならずに綺麗に撮影することができます。

 とこんな感じで水中では撮影してる訳です。「美らでじ日記」のほとんどの写真はこれで撮影しております。今年もこれで水中の景観や生物、皆さんの写真を撮りまくりますよ!もちろんダイビングの安全確認は怠りませんので、ご安心を。

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