沖縄ダイビング アクアデートの2004年1月から2008年8月13日までの日記です・・・

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2006/01/30(月) 今日の工作
 う〜ん、、、ちょっと天気が崩れてきましたね。せっかく洗車したのにもう汚いよ…(;_;)
 と言う事で今日は先日買っておいた高輝度白色ダイオードを組み立てて、水中ライトを作ってみました。
 と言っても筐体から作るのは防水とか色々面倒なので、元々の水中ライトを改造してLEDを組み込んでみただけです。

 元になるのは東芝のお馴染ミニ水中ライト。これは単3電池4本で駆動し、電球には「クリプトン球」と「ハロゲン球」の2種類あって、もちろんハロゲンの方が明るいのですが、お値段も高い。ホームセンターなどでは千円くらい違うようです。
  で、中には「クリプトン」タイプを買ってきて、電球だけ「ハロゲン」と入れ替えて使ってる人がいるようですが(実は私も以前やったことがあった)、電球を 留めるホルダー部分がハロゲン用は熱に耐えられるようにできているらしく、クリプトン用にハロゲンを入れて使っていると、この部分が溶けてきてしまうので止めたほうがいいです。

 しかし今回はあまり熱も出さないLEDなので、安いクリプトンタイプを用意。最近はLEDライトも売っていますが、そのほとんどは4〜6個くらい使っているタイプ。これではクリプトン球の光より弱いので、今回は20個使ってみます。
 電池ケースとスイッチ部分は改造なしで水没の危険も少なく、ライト周りの反射板をちょっとだけ削って固定したLEDが回らないようにしただけ。
 電子工作用のプリント基板にLEDを20個並べてハンダ付け。裏側がショートしないように薄いゴム板(卓球のラケットに貼るラバーを流用)を貼り、電球ソケット部分に電流制限用の抵抗を10個並列につなげる暴挙に出ました(^^;)。
 これをホットボンドで固定してハンダ付け、基盤もライトの反射板に接着剤で固定して完成。LED20個のハンダ付けにかなり苦労しましたが、2時間ほどででき上がりました。
 見た目の明るさはクリプトンやハロゲンには敵わないのですが、適度な広がりを持っているので、カメラ撮影時のターゲットライトとしては使えそうです。
 明るさは今作成中の35Wハロゲンライトに期待して、こちらはなによりこの白さがいいですね。

2006/01/28(土) クジラ、ばたばた…
【運瀬】  気温17度、水温21度、透明度30m以上、流れあり
【トウマ1】気温17度、水温21度、透明度30m、流れ若干あり
【夫婦岩】 気温17度、水温21度、透明度27m、流れ少しあり

 今日はケラマです。少し波がたってますが、南回りでクジラを探しながら進むと、前島の南沖で居ました。
 とっても元気のいいクジラで、尻尾をばたばた水面に叩きつけるテールスラップを何度も繰り返してくれました。その後もミニジャンプしてくれたり、大きく尻尾を振り上げて潜降したり、しばし楽しませてくれて、みんな大喜びでした。

 1本目は渡嘉敷の東、運瀬でドリフトダイビング。今日は大潮なのでかなりの流れが予想されます。エントリーして潜降するとバツグンの透明度!30mは軽く超えていて場所によっては40m以上見えてます。
 案の定流れがきつく、他のダイバーは岩にしがみつきながらフィッシュウォッチング。でもこんなこともあろうかとカレントフックを用意してたので、両手を離して揚げ凧状態なのでラクチン。
 ドロップオフ沿いには沢山のカスミチョウチョウウオ、グルクン、アカモンガラが群れていて、岩肌にもツノダシやキンギョハナダイ、ブダイなどが流れに逆らって頑張ってました。
 少し進んで深場に行くと、カスミアジの群れ。中にはクロヒラアジも混じっていて、とっても美味しそう(^^;)。
 根の反対側まで行くと、流れが逆になり、そのまま流れに乗ってエキジット。
 ここはダイナミックで流れがあるときは面白いですね。

 続いて座間味のトウマに移動。いつもとは違うNo.1と呼ばれるポイントに留めてダイビング。
 潜降して真っ白な砂地を進み、-25mの根までいくと、キンギョハナダイやケラマハナダイ、ユカタハタ、ヘラヤガラなどが群れてます。特にケラマハナダイはオスが綺麗で特徴のある扇型の尻尾が可愛いです。
 定置網のロープ伝いに深度を上げていくと、ここにもケラマハナダイのオスがごっちゃり。そのすぐそばにはセジロクマノミと沢山のチンアナゴ。
 船の下に戻ると体験ダイバーがクマノミと遊んでいました。

 昼食時には太陽も顔を出し、風が少し強いのですが、陽に当たってるとポカポカしてて気持ち良いです。

 最後は安室島の東、夫婦岩でドリフトダイビング。潜降するとやはり少し流れていますが、水路に入るとイソバナやウミウチワがとっても綺麗に咲いてました。
 トンネルをくぐって反対側に出ると、サンゴがものすごく綺麗です。エダサンゴ、コモンサンゴ、ハマサンゴ、脳サンゴ、、、色とりどりのサンゴが根の上を覆い尽くしていて、その上にはトロピカルフィッシュ達でいっぱい。ぼ〜っと眺めているととっても癒されますね。
 先に進むと、今度は一面のテーブルサンゴ。独特の雰囲気で、直径5mくらいの大家族用テーブルや1mにも満たない独身用のテーブルでいっぱい。
 先ほどの色とりどりのサンゴからほんの十数メートルしか離れてないのに、まったく雰囲気が違ってて不思議です。自然の造形は面白いですね。

 帰りにもクジラを見ることができて、今日は爆流からまったりダイビング、そしてホエールウォッチングと盛りだくさんのツアーでした。
 また是非ケラマ行きましょうね!!

2006/01/25(水) 色々やってます…。
 今週は寒さが帰ってきたみたいですが、まだまだ20度もあってフリース1枚でOKです。
 さて最近はゲストがいないこの時期にしか出来ないことをやってます。

(写真左)オリジナルツールボード

 店にはダイビングに使用する工具以外にも沢山の工具があって、今までは工具箱をひっくり返して必要なモノを探していたのですが、奥の方のモノを取るときに切り傷を作ったりするし、すぐに取り出せずイライラ。それを解消するため、簡単な工具ボードを作ってみました。
 ホントに簡単で板を適当に切って段差をつけて木工用ボンドとネジで留め、必要な工具を並べて、丈夫な平形のバンドテープをハンドタッカー(ホッチキス)で留めただけのものです。一応持ち運ぶのにも楽なように上に取っ手も付けてみました。
 これで何時でも必要なモノをすぐに取り出せるし、ケガもしないので便利です!
 工具はこれ以外にもクランプやハンマー、ハンダコテなどもあるので、その内それらのボード or ケースも作ってみようと思います。

(写真右上)ストロボのリペア

  これは水中カメラ用のストロボなのですが、アームに取り付ける部分のプラスティックが欠けてしまいました。実はかなり前に欠けてて今まではアームの部分と 6角レンチを介して結束バンドで留めて使用していたのです。これでも十分な強度で使えるのですが、アームとの接続部分で曲がらないのでアングルにかなり制 約がありました。
 そこで、模型やバイクの修理をしてる人にはお馴染の「プラリペア」と言う補修剤を使ってリペアしてみました。反対側は無事なので、そこから「型取り君」で型を取り、折れた部分に「プラリペア」を流し込んでいきます。
 約5分で固まり始め、24時間で完全に硬化、元の部分と強力に接着します。
 あとはネジ穴を開けてボルトを通して出来上がり。もっと早くこの補修剤を知っていたら他にも色々直せたのに、、、でもこれからはプラスティック製品の補修は完ぺきです。

(写真右下)ドリルビットケース

 電動ドリルに使用するドリルビットは、色々なサイズや用途によって沢山のビットが必要なのですが、ウチにも木工用、鉄工用、樹脂、合板などそれぞれに数ミリから十数ミリまでいっぱいです。
 こちらも今までは購入したときのケースに入れて使ってたのですが、同じようなケースがいっぱいで、どこに何があるか解り辛く、また面倒なので、簡単にケースを作ってみました。
  100円均一で売ってるCDケースを流用して、その中に、元々のケースを両面接着テープで貼り付けました。また木工用のドリルビットは、木材を適当に切っ てそれに穴を空けてそこに刺すようにし、両側をCDケースにネジ留めして回転するようにしてます。(写真右下の中央の肌色の部分)
 これで、ビットを探す手間もなくなり、便利になりました。

 こんな感じで色々やってます。。。ちなみに今作成中なのは、

(1)35Wハロゲンランンプを使った水中ライト
(2)高輝度白LEDを20個使った水中ライト
(3)7.2Vのビデオカメラ用のバッテリーを使った水中ライト

です。どれが一番明るいか楽しみです。

…つーか、ホントにダイビングショップなの?(^^;)

2006/01/21(土) のんびりダイビング
【奥武島】気温20度、水温22度、透明度12m、流れゆる〜くあり
【大度p】気温19度、水温22度、透明度12m、流れなし

 今日は7年振りにダイビングを楽しみたいとのことで、着後のゲスト、コウさんとビーチダイビングしてきました。
 昼前までは太陽も出て天気は良かったのですが、段々と雲が多くなり、最初のポイントに到着するころには小雨もパラついてきたりして…。
 かなり久しぶりのダイビングなので、まずは感を取り戻していただくために、奥武島の穏やか〜なポイントでエントリー。水温もまだ高め。念のためフードベストも着用していただいたので全然寒くありませんでした。
 潜降すると、砂地のアチコチに小さなサンゴの根が点在し、そこにミズジリュウキュウやベラ、チョウチョウウオなどが固まってました。砂地にはダテハゼとテッポウエビや、オグロトラギスも。
 根の陰に可愛いミナミハコフグの幼魚も隠れてました。さらに進むとイソギンチャクにクマノミ。コウさんはクマノミを楽しみにしてたので、ここでじっくり、、、遊び過ぎて指を噛られてました。(^^;)
 イソギンチャクには透明なカクレエビも3匹。2cmくらいでかなり大きかったです。
 オーバーハングの下にはでっかいハナミノカサゴ。凶暴なハマクマノミにはちょっかいを出さずに戻ります。。。

 エキジットして少し休憩したあとで大度海岸へ移動。コウさんは少し風邪気味で耳抜きがうまく出来ないので、タイドプールで浅めに行くことにしてエントリー。

  こちらも透明度はまずまずで、水温も高め。少し泳いでサンゴの根が点在するエリアにくると、ロクセンスズメ、ムラサメモンガラ、オヤビッチャ、アオヤガ ラ、ミスジリュウキュウ、トゲチョウ、ハゼ、ベラ、ブダイ、、、トロピカルフィッシュでいっぱいです。立ち止まるとすぐに寄ってきて囲まれちゃいました。
  じっくり魚達と遊んで先に進むと、水中にタコの墨が漂ってました。その墨を追っていくと、、、居ました。小さなエダサンゴの根の中にこれまた小さなタコ。 覗き込むと吸盤が見えてます。ず〜っと見てたらしびれを切らしたのか、移動して全身を見せてくれました。こちらの粘り勝ち(笑)。

 コウさんは7年振りのダイビングでかなり疲れた様でしたが、楽しんでいただけたでしょうか? 今度はケラマで珊瑚礁と大物見ましょうね。また是非遊びにきてください。

2006/01/20(金) 暑いです。
 今週は寒くなる予定だったのに、全然予報が外れて毎日暑い。。。
最高気温は25度くらいなのですが、今日は太陽燦々で車の中は蒸し風呂状態。
お店の中も28度くらいあるのでTシャツ1枚で十分です、、、と言うか、ちょっと動くと汗が出るくらいでした。

 さて、この時期は暇です。(^^;) 何をしてるかと言うと、実はオリジナルの水中ライトを製作中。いつもガイドするときに持っているライトは東芝のクリプトン球ミニライト。これでも十分なのですが、さすがに天気のいいときは光が全然見えません。
 当然ですね。。。だいたいライトの使い道なんてオーバーハングの下を照らしたり、小さなトンネルや洞窟の中に入るときくらいしか使わないですから、暗がりを映すためのモノですからね。
 でも例えばハナゴイなどのムラサキ系の魚は、昼間見ると全然ムラサキじゃなくて濃い青にしか見えません。ライトを当てて上げれば本来のムラサキ色に見えるのですが、岩陰の暗いところに移動してくれないと、光が弱すぎてダメ。
 と言う事で、もっと強力なライトが欲しくなりました。ところが光の強いライトは当然高いのです。数万とかは当たり前の世界なんですね。
 それなら作ってしまえ!ということで、現在35Wのハロゲン水中ライトを製作中。多分来週には完成すると思いますので、出来たらレポートしますね。

 この暖かさはいつまで続くのでしょうか。明日は久しぶりに海です。明日も天気いいと嬉しいな。

2006/01/08(日) マグロ3本、トビエイ3枚
【運瀬】  気温12度、水温22度、透明度28m、流れあり
【夫婦岩】 気温12度、水温22度、透明度25m、流れあり
【トウマ2】気温13度、水温21度、透明度25m、流れ少しあり

 寒波到来…。全国的に大雪で本土のほうは凄いことになってますね。当該地域の方、十分お気をつけください。
 沖縄は雪こそ降りませんが、気温は低いです。でも太陽が出ると身体はぽかぽか。太陽は偉大ですね!
 今日はファンダイビングでケラマに行ってきました。みなさん中級者以上なので、大荒れの水面をものともせずにドリフトダイビングです。

 1本目は渡嘉敷の運瀬へエントリー。水深-10mより浅いところはウネリがおおきくかなり振られますが、それより下に行けば落ちついて緩い流れに乗ってのんびり進めます。
 アカモンガラの群れに追い立てられ、根を回り込むと小さめのイソマグロが3匹。ぐるぐる回ってお食事中でした。
  根の下から続く尾根づたいに進むと、小さなカメ。ダイバーに囲まれモデル気分です。さらに進み、ウメイロモドキ、グルクンの群れ、カスミチョウチョウウオ の群れを抜けて岩の北側でエキジット。あまり流れが無かったのですが、でっかいテングハギも群れていて、ここは群れ系一杯でした。

 2本目は安室島の東側、夫婦岩にエントリー。今日はまだアンカーリングしてません。。。
 こちらもウネリがあるのですが、緩い流れに漂うと、少しずつ移動できるので、ほとんど泳がずに水中散歩が楽しめました。
 大きな露出岩の間を道と、イソバナが沢山咲いていて、そこにキンギョハナダイ、カシワハナダイ、ハナゴイなどが群れてます。
 さらに進み、でっかい窪みにはハナミノカサゴとチョウチョウウオ、でっかいドクウツボが隠れてました。
 北側の浅瀬にはサンゴが点在し、独特の雰囲気を醸し出してます。その途中に薄い緑色のでっかいオオモンイザリウオがボケっとしてました。

 大荒れの水面を抜けて、座間味のトウマ浜で昼食休憩。今日はアツアツうどんとおにぎりでした。

  3本目はここで今日初めてのアンカーリングダイビング。他の船も波を避けてここに集合してるので、いつもより東側に停泊してます。我々は既に2ダイブ終え て来たので、すぐに食事を済ませ3本目へ。他の船のチームが丁度ランチ休憩でエキジットしてるので、水中は貸しきり状態のはず。こうゆうときは普段見れな いものが見れたりするんですよね。。。

 エントリーしてまずはニモに挨拶。その向こうの小さな根にはハダカハオコゼがいるのですが、いつとは反対側にいました。なんでだろう?と思ったら、いつも居るハマクマノミがイソギンチャク毎居なくなってました。誰かに採られちゃったのでしょうか?
 ふと根の下を覗くと、でっかいユカタハタが大きく口を空けてホンソメワケベラに口の中を掃除されてました。なんか気持ち良さそう…。
  さらに先に進みチンアナゴのコロニーを抜けて砂地を進むと、向こうからマダラトビエイの編隊が向かってきました。待っているとどんどん近づきついにはすぐ 横を通り過ぎていきます。後を追うと、2匹は浅瀬の方へ逃げてしまったのですが、1匹はず〜っと、付かず離れず2〜3m先を泳いでくれました。しばらく並 走して楽しんだあとトビエイと別れて船へ戻りエキジット。

 帰りはクジラを探しながら遠回りして帰ってきたのですが、残念ながら今回もクジラ出ず。
 でも今日はドリフト2ダイブ、のんびり1ダイブで色々見れて楽しかったですね。マダラの編隊はラッキーでした。イソマグロ、カメ、トビエイと大物も満喫できて良かったです。また是非遊びにきてくださいね。

2006/01/02(月) 今日もケラマは綺麗でした
【タートルベイ】   気温19度、水温22度、透明度30m、流れ若干あり
【シークレットケーブ】気温18度、水温23度、透明度28m、流れ少しあり
【ヤカラ〜ドリフト】 気温17度、水温22度、透明度29m、流れ若干あり

 今日の海は大荒れ。。。行きも帰りもぐらんぐらん揺れてました。でも天気は良くて水中は昨日にも増して透明度バツグン!
 いつもより遠くの阿嘉島まで船を走らせて早速エントリー。

 潜降するといつものカクレの根の上でした。周りを見渡すと、メインの根がすぐ側に見えてます。と言うかいつもいは見えない沖に点在するサンゴの根がアチコチに散らばっていて、荒れた海のせいで地形が変わったのか?と思うくらい透明度が良く、遠くまで見えてました。
 カクレの根のニモも元気にウネリに合わせてゆらゆらしてます。その上ではスカシテンジクダイも群れていて、水底近くには小さめのヨスジフエダイも沢山いました。
 メインの根に行くといつものように白いハダカハオコゼがテーブルサンゴの上にちょこんと乗っかって感慨深げに遠くを見ています。新年の願い事をしてるのかな?
 根の下には無数のキンメモドキが群れていて、ウネリに合わせてあっちへふらふら、こっちへふらふら。。。その奥にはユカタハタがでんと構えてました。
 沖側の根に回り込むと、ぽよんとしたコブシメが砂地でじっとしてます。ゆっくり近づくと小さな岩の影に入って、身体をギザギザにして擬態してました。
 なおも近づくと、バレた!と慌てて元の姿に戻り、こちらのスピードに合わせて遠ざかります。他のチームが追いかけて行ったので、遠くの根まで逃げていきました。
 でも今日は透明度がいいので丸見え。再び根の影に隠れたので、ゆっくり近づくと、そこには可愛いタコが岩のてっぺんでコブシメとお見合いしてました。
 ゆっくり遊んでエキジットすると、かなりウネリが強くなっています。

  2本目はシークレットケーブに移動したのですが、こちらは北西からのウネリが回り込んでいて、1mクラスの波が立ち、船が大きく揺れてました。でも今日の ゲストは皆さんベテランダイバーなので、揺れる船をものともせずにタンク交換、セッティング、ブリーフィング、エントリーと流れるような動作で次々に潜 降。
 まず沖側の砂地にでると、こちらも透明度がよく、30m以上見えてます。ウネリと少しの流れがあったので、水路に入ると大きなイソバナが綺麗に咲いてました。
 ケーブ1つめ、L字コーナーは途中の天井から光が射し込んでいてとっっても神秘的です。その下にはオトヒメエビとソリハシコモンエビがいて、スポットライトを浴びてました。
 2つ目のケーブ、大洞窟に移動して途中の分かれ道にくると、でっかいイセエビがアチコチに隠れてます。撮影しようとしたら他のチームがやってきたので断念。。。残念。。。
 サンゴの根の上を通って船の下で安全停止してるときに、クロスズメ、ロクセンスズメ、ヤマブキベラ、オトメベラが寄ってくる寄ってくる。誰か餌やってあげて(笑)。

 波とウネリでぐらんぐらんしてるけど、皆さんなんともなく昼食休憩。今日はおにぎりと熱々の豚汁。かなりの量を作ってしまったようで、1人2〜3杯はおかわりできました。

 風がやまず、今日は他に移動できそうもないので、最後は湾の奥のヤカラでドリフト。でっかいサンゴの根と小さな根が点在するエリアで、下は真っ白な砂地。
 ゆっくりした流れに乗って進むと、砂地には小さなリュウグウウミウシや、タツノイトコ、オグロクロユリハゼ、アカハチハゼなど。ヨメヒメジやオジサンも砂地をもぞもぞ移動してました。
 根から離れて砂地を進むと、ネジリンボウやヤシャハゼもテッポウエビと共生。
 そのまま進んでタートルベイのメインの根に到着し、さらに沖の根をゆっくり進むと、小さな根の窪みにシモフリタナバタウオが隠れてました。
 のんびり泳いでエキジット。

 帰りはどっしゃんばっしゃん揺れてましたが、今日のダイビングものんびりまったり楽しめました。やっぱり天気がいいと気持いいですね!

2006/01/01(日) あけましておめでとうございます
旧年中は皆さまのご利用ありがとうございました。
今年もまたよろしくお願いいたします。
皆さまにとって良い一年でありますように。


【ドラゴン】 気温20度、水温23度、透明度20m、流れなし
【アリガー南】気温20度、水温23度、透明度25m、流れ少しあり

 ついに2006年になってしまいました。新年最初のダイビングは天気良し、海況良し、水中良しで幸先のよいスタートになりました。
 まずは水の安全を願って海上からお参りです。太陽燦々でまぶしー。
 途中はちょっと荒れてましたが、無事ケラマに到着です。さすが正月、船も多くて予定のポイントがいっぱいなので、座間味のトウマへ移動。

 30年前から通算30回ほど体験ダイビングをされてると言うベテラン体験ダイバーが今日のゲスト。
 早速エントリーすると水が暖かい。これぞ沖縄の海!って感じでまったりダイビングです。ゲストのタムさんはさすがに慣れていて、どんどんロープを伝って潜降していきます。浮力を調節してあげると、ゆっくりとフィンを動かして上手に泳いでました。
  スカシの根にいくと、まだ数は少ないのですが、透明なスカシテンジクダイが元気に泳いでいました。根の下にはアカシマシラヒゲエビ、オトヒメエビ、クマド リ、ササハゼなど。少し移動してでっかいナマコとナマコの下に隠れていたマルガザミ、ミツボシクロスズメは幼魚と成魚が仲良くエダサンゴに集まり、気の強 いハマクマノミを囲んでました。
 深度を上げて船の下に戻り、小さなシャコ貝を見てると、以前海外で潜ったときにでっかいシャコ貝を採って食べたら美味しかったと、水中で教えてくれました。(笑)
 他にロクセンスズメ、ヘラヤガラ、ハマフエフキ、ヨメヒメジ、ハナビラクマノミなどをみて、たっぷり30分遊んでエキジット。

 2本目は渡嘉敷に移動してエントリー。こちらも透明度もよく、水が温か。少しウネリが入っていて浅場はふらついてしまうので、でっかいハマサンゴの下まで降りました。
 その側にあるでっかいテーブルサンゴの下にはホワイトチップが3匹、仲良く並んで寝てました。
 お腹のぽよよんとしたサザナミフグは、ず〜っと我々の後をつけてきて、サンゴの根の上にはハナゴイも沢山群れてます。いつものオオモンイザリは場所を移動して浅い方に隠れてました。
 のんびり船の回りを2周して(^^;)エキジット。

 少しウネリがあるので再び座間味に移動して昼食休憩です。今日のランチは正月らしくお雑煮。ダイビングで冷えた身体に熱々のお餅がとっても美味しかったです。

 他のチームが3本目ドリフトするので、船の上で待っていると、雨がぱらつき、そのあとに綺麗な虹がダブルでかかってました。
 帰りははとんど揺れずにちょっとうとうとしながら帰港。
 今年最初のダイビングはのんびりまったり楽しめましたね。また是非遊びにきてくださいね!

(ごめんなさい、、水中の写真がありません)

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