沖縄ダイビング アクアデートの2004年1月から2008年8月13日までの日記です・・・

2005年5月

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2005/05/28(土) サンゴが復活してきてます
【野崎】  気温22度、水温24度、透明度24m、流れ少しあり
【トウマ2】気温22度、水温24度、透明度20m、流れなし
【名瀬】  気温22度、水温25度、透明度28m、流れあり

 今日は横浜からお越しのケンさんとケラマに行きました。半年振りで、デジカメデビュー、ちょっと緊張してるとのこと。
 海は大荒れでかなり船が揺れましたが、最初のポイント野崎は島影になり、少しウネリが入っていましたが、水中は穏やか。

 さっそくエントリーすると、流れがあります。沖に向かっていくと、キンギョハナダイやグルクンの群れ。小さなエダサンゴにはデバスズメやミスジリュウキュウスズメが遊んでます。
 ゲストのケンさんは、ハタタテハゼやサザナミフグ、サンゴなどを時間をかけてゆっくり撮影。
 ここは以前、サンゴが死んでしまってかなりダメージを受けていたのですが、1年くらいあまりダイバーが入らなかったので少しづつですがサンゴが復活してきてます。
 沖のでっかいテーブルサンゴにもエダサンゴが絡まり始め、サンゴの生存競争も始まってるようす。このまま荒らさず、もっと沢山のサンゴが復活して欲しいですね。
 船の下に戻ると、でっかい岩の下にホワイトチップが2匹、元気にグルグル回っていました。

 2本目はトウマNo.2に移動。少し休憩してエントリーすると、沢山のダイバーが集まってます。。。
 ガーデンイールの庭をぐるっと取り囲んでみんなで撮影会してました。前は近づくとすぐに引っ込んでしまったのですが、慣れてきたのか最近は2mくらいなら近づいても無視されてます。(^^;)
 さらに進んで小さな根の下にハマクマノミ、タテジマキンチャクダイ、そしてハダカハオコゼが大小2匹。オトヒメエビも沢山いました。
 反対側のフリソデエビは居なくなってしまいました。残念。
 沖の砂地に出ると、小さなウミテングが元気に泳いでます。羽を広げて滑空してるみたいで、まるでグライダーのようです。
 ゆっくり船に戻ってエキジット。

 昼食は船長特製の鉄板焼きそば。今日はちょっと肌寒いので暖かい焼きそばが美味しいです。
 ケンさんは2本で終了なので、着替えてまったりしてもらいました。

 3本目は名瀬でピグミー見物。南からの流れだったので、ピグミーの根の真上からエントリーして、すぐに潜降。でっかいウミウチワに探すまでもなく、すぐに見つかり撮影タイム。でもマクロで撮るのは難しいです。。。
 すぐ側の黄色いウミウチワにも黄色いピグミーが2匹居ました。多分探せばもっと沢山いるのかも知れませんね。
 ピグミー見物を終えて、あとは流れに身を任せまったり中層を泳いでいきました。あまりに暇だったので(笑)、下のダイバーが吐くエアを追いかけて、上から覗き込み自分の姿を写して撮影してみましたが、なかなかうまく撮れません。綺麗に撮れたら面白い写真になりそうです。

 帰りもかなり揺れて、波しぶきでびっしょりになりながら帰港。ケンさんはキャビンの中に居たので、ちょっと酔ってしまったようですが、濡れずに済みました。どっちがいいか、、、考えものですね。
 今日は海が荒れてて行き帰り大変でしたが、水中はまったりのんびり出来て楽しかったですね。ウミテングやハダカハオコゼなど変わった形の魚も見れて面白かったです。また是非遊びに来てくださいね!

2005/05/26(木) ケラマ de スノーケリング!
 今日は外国のお客さん2名と日本のお客さん1名でケラマへスノーケリングに行きました。

 海はちょっと荒れ模様でかなり揺れましたが、最初のポイント、渡嘉敷のアリガー南でさっそくエントリー。初めての方もいらっしゃいましたが、徐々に慣れてきてちょっとパチャつく水面でだら〜んと身体を伸ばし、初めて見る水中の景色に感動してくれました。
 ここはサンゴがまだ元気で、エダサンゴの上には沢山のトロピカルフィッシュが群れていて、とっても癒されます。

 続いて座間味のトウマ浜へ移動して、ビーチに上陸。かなり長い間砂に埋もれる貝殻やサンゴのカケラを拾い集めてました。
 ちょっと風が強くて薄曇りなのが残念ですが、上陸したビーチでランチタイム。
 食後もビーチからなんども海に入り、「Big fish!!」と叫んでアチコチ泳ぎ回ってました。(笑)
 ここは砂地にサンゴの根が点在するポイントで、砂地のナマコやハマフエフキ、ブダイなどに興味津々の様子。ときどきヤマブキベラが近づいてくるので、少し怖かったようです。でも食べられないから安心してね。
 2時間ほどたっぷり遊んで、帰りも船は揺れてましたが、太陽が出てきたので、2階のデッキに寝ころんで日光浴をしながら帰ってきました。きっと今晩のシャワーは大変ですよ…(^^;)

「こんな世界があるなんて知らなかった、とっても綺麗」と何度も(英語で)繰り返し、かなり気に入っていただけたようです。また是非遊びに来てくださいね!

2005/05/21(土) 爆流〜のんびり〜まったり〜
【黒島北】  気温23度、水温26度、透明度28m、爆流
【トウマ2】 気温24度、水温25度、透明度22m、流れなし
【ウフバタキ】気温24度、水温25度、透明度26m、流れゆっくり

 今日は東京からお仕事でやってきたゲストとケラマに行ってきました。予報では曇り午後から雨だったのですが、、、夕方の今も晴れてます。予報が外れて良かったよ〜ヽ(^_^)〃

 1本目は黒島北にエントリー。透明度もまずますで、緩い流れに乗って離れ根にいくと、カスミチョウチョウウオが凄い数で群れてました。ソフトコーラルの上にはキンギョハナダイのオスと、その上にメス。何故か2段に別れてオスメスが固まってました。
 コーナーを回り込むと少し向かい潮ですが、それほど強くなくゆっくりと進み、浅場に上がると強い流れを感じます。
 このまま水路を渡ると、向こう側に到着する前に沖に流されそうだったので、一度根を回り込んでから渡りました。
 それでもかなり強い流れになっていて、結構疲れちゃいました…。船の下の水路でちょっと休憩し、息を整えてからサンゴの根の上でまったり遊んでエキジット。
 北からの強いウネリで船はぐらんぐらん揺れてました。。。

 ゲストのマサさんはちょっとグロッキー。いきなり1本目から疲れちゃいましたね。。。

 2本目はウネリを避けて座間味のトウマ浜へ。さっきの海が嘘みたいに静まり、風もほとんどなく水底がはっきり見えるほど水面も穏やかでした。
 さっそくエントリーすると、ガーデンイールも元気に伸びてます。側の小さな根には、ハマクマノミの隣で、ハダカハオコゼが2匹、踏ん張ってました。
 根の反対側の穴の奥には、でっかいフリソデエビが居ます。先週からず〜っと居着いてるみたいです。
 沖に出ると、エダサンゴの群生の側でヒメオニオコゼが砂地を一生懸命這ってました。ダイバーが近づくと立ち止まり、ヒレを広げて威嚇します。それがまた綺麗なヒレなので、こっちは嬉しいのですが…(笑)
 エダサンゴの群生の上には沢山のデバスズメとキホシスズメ、アマミスズメなど。間にカクレクマノミも隠れてます。
 砂地を上がって船の下に戻ると、先程のハダカハオコゼに沢山のダイバーが集まって撮影の順番待ちをしてました。やっぱり人気者は凄いです。

 ランチタイムは天気予報を裏切って太陽燦々。2階のデッキで暖まりながら、、、と言うより日焼けしながら沖縄料理に舌鼓。
 昼食後はしばし休息タイム。今日もまた日焼けしてシャワーが痛いかも。

 3本目は渡嘉敷に戻ってウフバタキにエントリー。こちらも透明度はまずまずです。
 沢山のエダサンゴの根には大きなテーブルサンゴやキャベツの葉みたいなリュウキュウキッカサンゴ、山のようなハマサンゴなどなど。その上では、チョウチョウウオ、スズメダイ、ベラ、ハマフエフキが漂ってます。
 そしていつものようにふと横を見るとサザナミフグがいっぱい。他にもサザナミヤッコやカクレクマノミ、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ、ハマクマノミ、クマノミと、5種類のクマノミを見る事ができました。
 先行してた他のチームがカンカン鳴らしてこちらを呼んでます。近づくと可愛いカメが2匹。水底で休息中。ゆっくり近づくと1匹は逃げてしまいましたが、もう1匹はダイバーをからかうようにアッチコッチに泳ぎ回り、しばらく遊んでくれました。
 先に進むとでっかいタコも穴から顔を出し、こちらを伺ってます。近づくと穴の中に引っ込むのですが、目だけだしてじっと見てます。ちょっと離れてしらんぷりしてたら、穴から出てきて岩の上で擬態してました。

 帰りもほとんど波がなく、のんびりうたた寝しながら帰港。ゲストのマサさんは1日3ダイブは初とのことで、ちょっと疲れたようですが、初めてカメも見れて楽しめたようです。
 また是非遊びに来てくださいね!

2005/05/20(金) カメ、カメ、カメ〜〜
【カミグスク】気温22度、水温26度、透明度26m、流れ少しあり
【ドラゴン】 気温24度、水温25度、透明度23m、流れなし
【座間味7番】気温24度、水温25度、透明度28m、流れ少しあり

 いよいよタケちゃん最終日です。天気は薄曇りですが、ケラマに着く頃には太陽も顔を出して、なんとか持ちそうな予感。
 今日の船は高速船です。ケラマまでなんと40分で到着しちゃいました。

 1本目は渡嘉敷のカミグスクへ。ここは地形ポイントで、メインの根の下の入ると、小さなトンネルになっていて、途中窓のように開いていてそこから見えるブルーの海がとっても綺麗。中には沢山のイソバナが咲いていて、まるで竜宮城みたいです。
 沖に出るとでっかいウミウチワ、そこに集まるスズメダイ、チョウチョウウオ、ベラなど沢山。
 サンゴの根に囲まれてヘラヤガラやクロハコフグ、グルクンなど見ながらエキジット。

 2本目はトウマのドラゴンレディへ。潜降するとすぐ砂地に埋まってるヒメオニオコゼ発見。見た目は地味ですが、ヒレを広げると色鮮やかな黄色や緑で、威嚇しています。
 沖の飛行機の羽の側には、いつものようにハナブサイソギンチャクとアカホシカクレエビ、ミナミホタテウミヘビも健在。
 さらに沖のコクピット(の残骸)まで行くと、でっかいモンハナシャコが顔を覗かせてました。
 浅瀬に戻ってタマンやロクセンスズメにまとわりつかれエキジット。

 ランチを食べていると太陽が出てきてぽっかぽか、、、と言うより暑いです。食後に少し昼寝をしたタケちゃんは日焼けして真っ赤になってました。

 3本目、いよいよ最後のダイビングはタケちゃんリクエストのカメ探しで7番にエントリー。
 真ん中のハマサンゴから潜降すると、すぐにツバメウオが1匹。ここは「ツバメあるところにカメあり」と言われるほど(私が勝手に言ってるだけですが…)ツバメウオが見れればカメも見れるポイントで、今まで100%遭遇しています。
 少し泳ぐとやっぱり居ました!カメ登場。少し離れて泳いでいきました。するとすぐに次のカメ。こちらは我々の横を通り過ぎて行きました。
  さらに進み、岩からカメ発進!見とれているとそのすぐ下の穴に頭を突っ込んで休憩意中のカメ。ゆっくり近づくとこちらに気づき、顔を上げて伺ってます。 やっぱりちょっと目障りだったtのか、泳ぎだしたのですが、全然逃げる気配もなく、我々のすぐ横を悠々と泳いでいきました。
 また進むと今度は根の向こうからカメ登場。こちらに向かってぐんぐん近づいてきます。こちらも堂々と我々の横を通りすぎて行きました。人馴れしすぎ!(笑)
 またまたツバメウオが居たので、カメを期待していると、やっぱり居ました。チビカメが岩から飛び出し逃げていきました。

 たっぷりカメ三昧でダイビングを終了し、帰りはほとんど波もなく、ちょっとウトウトしながら帰ってきました。
 4日間で11ダイブ、お疲れさまでした。今回は沢山のポイントを潜って、色々なタイプのダイビングを楽しみましたね!
 また是非遊びに来てください、お待ちしてます!!

2005/05/19(木) 沖縄の青い海と鮮やかなイエロー
【アリガー】 気温21度、水温26度、透明度28m、流れ少しあり
【トウマ2】 気温21度、水温25度、透明度25m、流れなし
【ウフバタキ】気温22度、水温26度、透明度30m、流れゆっくり

 今日の予報は曇り…。いまいちすっきりしない天気ですが、昨日に続いてタケちゃんとケラマです。

 1本目は渡嘉敷のアリガーケーブルにエントリー。潜降すると透明度もよく、ほど良い流れでまったりと沖の根へ。
 根の周りには無数のチンアナゴ。そして根の上には沖縄の青い海に映える鮮やかなイエローのヨスジフエダイが固まってました。
 そのすぐ側に黄色のハダカハオコゼもゆ〜らゆら。スカシテンジクダイやキンメモドキも増えてきて、チビグルクンもいっぱいです。
 根の上にはキンギョハナダイに混じってケラマハナダイも増えてました。
 北の根に戻って、クマノミワールド。セジロ、ハマ、ハナビラ、カクレ、クマノミ、、日本で見れる6種類のうち、5種類のクマノミを一度に見る事ができます。
 根の下にはエダサンゴの奥にダルマハゼも隠れてました。

 2本目はトウマ浜のNo.2へ。砂地から沖に出るとエダサンゴの群生が見事です。サンゴの上にはデバスズメ、キホシスズメアマミスズメや、でっかいヘラヤガラ、ロクセンヤッコ、サザナミヤッコも居ました。
 サンゴの間にひっそりと隠れるようにカクレクマノミ。ミナミハコフグの幼魚もサンゴの間を行ったり来たり。。
 浅瀬に戻ると沢山のロクセンスズメが餌をねだりにやってきます。アンカーのすぐ側にカクレクマノミとシモフリタナバタウオも居ました。
 タケちゃんはあっちこっちで写真撮りまくり。1つの被写体に時間をかけるので、かなり長いダイビングになってしまいました。

 今日の昼食は人気のタコライス。曇り空で肌寒いのですが、チリソースで身体を暖め、元気に3本目です。

 渡嘉敷に戻ってウフバタキにエントリー。透明度もかなりよく、エダサンゴ、テーブルサンゴ、リュウキュウキッカサンゴ、ハマサンゴなど見事です。
 潮通しがいいので、でっかいウミウチワやイソバナも元気に咲いていて、根の上のほうにはちっちゃなカメも泳いでました。
 時々沖合にグルクンの群れが通りすぎ、ブルーが煌めいてとっても綺麗です。

 今日もまったりのんびりダイビングで、色鮮やかな魚やサンゴに癒されました。

 そして夜は大宴会。(笑) 民謡居酒屋で飲んで食べて聞いて踊っちゃいました。
 明日も予報は曇りですが、元気に楽しみましょう!

2005/05/18(水) 男岩のアイドル
【黒島北】気温24度、水温26度、透明度28m、流れ微少
【六番崎】気温26度、水温25度、透明度22m、流れなし
【男岩】 気温26度、水温24度、透明度24m、流れなし

 昨日に続いてゲストのタケちゃんと2人でケラマへ行ってきました。天気予報は曇りのち雨でしたが、全然違って快晴!風は強かったのですが、太陽が照りつけ日焼けまっしぐらです。

 1本目は黒島北へエントリー。さすがにケラマ!本島とは違って透明度バツグンです。潜降するとウメイロモドキやカスミチョウチョウウオ、ソフトコーラルの上には無数のキンギョハナダイなどなど。
 コーナーを回ると1mクラスのイソマグロが10匹ほど緩い流れに向かって餌を取ってました。
 根を回り込んだ水面近くには、尻尾のストライプがおしゃれなギンユゴイの群れ。
 太陽の光が射し込んで浅瀬のサンゴがキラキラ綺麗です。
 水路を戻りアカホシサンゴガニ、キリンミノカサゴ、ネッタイミニカサゴ、インドカエルウオ、クモウツボなどなどを見てエキジット。

 2本目は座間味の六番崎へ。こちらは少し透明度が落ちてましたが、ゆっくりした流れでまったりダイビング。
 水路には婚姻色のブルーが鮮やかなオヤビッチャ。根の下にはカクレクマノミ、でっかいウミウチワ、、水路を上がってクレナイニセスズメやミゾレウミウシを見てから行き止まりの壁へ。
 先日とそれほど変わらず、キンメモドキのチビ達が岩の奥に固まってました。奥に入り振り返るとキンメモドキの透けた身体が金色に輝き綺麗です。
 側には同じ仲間のリュウキュウハタンポやツマグロハタンポも群れてました。
 船の下に戻って岩場を眺めていると、ツユベラの幼魚が2匹。そして体長2mmほどのコブシメの赤ちゃんが岩の側に隠れてました。ちっちゃいくせに親とおんなじ形で、危険を感じると体色を変化させてました。

 昼食は2階のデッキで太陽を燦々と浴びながら(日焼けが大変かも)、おいしい沖縄弁当です。ゴーヤーチャンプルーやゴーヤーリングが入っていて美味でした。

 3本目は男岩にエントリー。流れがほとんどなく、ゆっくりと進むと、クラックの奥にネッタイミノカサゴが数匹固まってます。
 壁際にはカスミチョウチョウウオやグルクンの群れ、でっかいタテジマキンチャクダイやサザナミヤッコも泳いでました。
 離れ根に行くといつものエダサンゴの中にベニゴンベや赤い身体を潜めてました。目の回りが黒くて変な顔です。
 流れがないので大物は見れませんでしたが、ここにもハナミノカサゴが一杯。男岩に戻って棚の上を進むと、居ました!1mクラスのイソマグロが1匹。その向こうにはでっかいバラフエダイも群れてます。
 他のチームが寄り集まってるので、近づくと男岩のアイドル、ハヒゲウツボがゆ〜らゆらしてました。大勢のゲストが写真を撮りまくってるので、びっくりして引っ込んだり、また出てきたりとアイドルの仕事も大変そうでした(笑)。
 ゆるい流れに乗ってアカモンガラ、ロクセンヤッコのペアなどを見てエキジット。

 帰りはほとんど揺れずにまったりクルージングで帰港。今日は快晴で太陽燦々、暑かったですね。明日も晴れてくれると嬉しいのですが…。
 また明日も頑張りましょう!

2005/05/17(火) これぞ沖縄!
【真栄田岬】気温26度、水温24度、透明度14m、流れなし
【砂辺No.1】気温27度、水温24度、透明度14m、流れなし

 今日は久しぶりに快晴!朝から天気がよくて、ちょっとい風が強いけどぽっかぽかです。
 今日のゲストは私「でじ」が東京に居たときの仲間、タケちゃんです。1年ぶりの再会で、今日は軽く足慣らしに真栄田岬と砂辺へ行ってきました。

 真栄田岬は思ったほど風が回ってなくて東から強い風が当たり、水面がかなり波打ってましたが、ベテランタケちゃんは全然へーき。
 潜降すると透明度がちょっと落ちていて水が濁ってます。根の上など、靄がかかった感じで、よ〜く見るとちっちゃなプランクトンが沢山固まってます。それを狙ってオヤビッチャ達も集まってました。
 左の根にいくと、沢山のアマミスズメも群れていて、その上水面近くには、まだ小さなツバメウオが、10匹ほどバラバラに泳いでました。でっかいヤツらはどこに行ってしまったのでしょうか?
 -35mの水底に降りてヤシャハゼ探し…するほどもなく、アチコチでペアがホバーリングしてます。少し時間を取って撮影タイム。「でじ」のカメラはフィッシュアイなので、全然×でした。
 深度を上げて行くと、キリンミノサカゴ、ハナミノカサゴ、クレナイニセスズメ、ヘラヤガラ、ハリセンボン、ハマクマノミなどなど。
 水路を抜けていくとダイバーが増えていて、エントリー口はちょっと混雑してました。もうそんな季節ですね。。。(^^;)

 エキジットして階段をヒーヒー言いながらあがり、休憩。着後で遅かったので、展望台から恩納村の海を眺めながらランチタイム。

 2本目は砂辺へ移動してNo.1ポイントへエントリー。こちらも透明度が悪く14mほどしか見えません。でも太陽が出てて明るいので、ソフトコーラルがとっても綺麗でした。
 観音様に安全祈願していると、砂辺名物ロクセンスズメの襲撃に合い、それを振り払って沖へ。
 右回りから左に回って、沖のドロップオフあたりでクロユリハゼ、ミズタマサンゴにイソギンチャクモエビ、土管を通って沢山のスズメダイ、ベラに囲まれ、ソフトコーラルの上をまったり泳ぎ、水深3mのカクレクマノミに挨拶をしてエントリー口へ。
 まだ時間もあったので、隣のアーチへ行くと、奥の方にアカククリの若魚がいました。その下には、こちらもちっちゃなキンメモドキが固まっていて、これからわんさか増えそうな予感です。

 エキジットして片づけ、コーヒーを飲みながら砂辺の堤防でちょっとのんびり休憩。太陽が照りつけてますが、風があって心地よい暖かさでした。
 今日はちょっと透明度が悪かったのですが、またまたのんびりダイビングで楽しめましたね。明日から3日間ケラマでもっと楽しみましょう!

2005/05/14(土) 久しぶり…ハナヒゲ君
【六番崎】気温24度、水温24度、透明度23m、流れなし
【7番】 気温23度、水温24度、透明度30m、流れなし
【男岩】 気温23度、水温24度、透明度25m、流れ早い

 今日は朝から雨模様…、前線が通過する予報で海も荒れるみたいです。着後のゲストを待って出港する頃には薄曇り、なんとか雨も上がって元気に出発しました。
 でもやっぱり海は荒れてて、結構揺れました。。。

 最初は座間味の六番にエントリー。浅瀬はちょっと濁ってましたが沖に出ると透明度もまずまず。
 まずキンメの壁に向かいましたが、まだちっちゃなキンメが少しだけ。キンメのカーテンならず、薄いレースのカーテンでした。
 水路を抜けて北の根に向かうと、ハナゴイが群れていて、その側の壁際には1cmにも満たないハナゴイの幼魚達。ちっちゃくても大人とおんなじ形、色で、ライトを当てると綺麗な紫でした。
 沖のウミウチワからカクレクマノミをまわって、船の下に戻ると、岩のアーチの中に7cmくらいのでっかいヒョウモンウミウシがウネリに併せてゆ〜らゆらしてました。

 着後で出港が遅かったため、ここでポイントを移動して昼食。今日はタコライス。雨が降ってきてちょっと肌寒かったのですが、ピリ辛チリソースで暖まりました。

 2本目はここ7番でゆっくり潜ります。潜降したアンカーロープのすぐ側にまたまたでっかいヒョウモンウミウシ。最近はこれが主流なのかな?
 沖のテーブルサンゴは直径が3mもあって壮観です。深場に行くと、ツバメウオがまばらに泳いでます。
 砂地が動いた!と思ったら、ヤッコエイが飛び出してきました。
 船の下に戻り、浅場に向かうと、今度はハナミノカサゴの幼魚。真っ黒な身体で大きなヒレをいっぱいに広げて威嚇しています。
 岩の上でタコが寝てました。すぐ側まで行っても気づかず、カメラのストロボで起きたようです。それでも一瞬身体をトゲトゲにして擬態しましたが、驚異を感じなかったのか、またすぐ元の状態に戻ってじっとしてました。ちょっと呑気過ぎない?(笑)

 3本目は久しぶりに男岩にエントリー。透明度はそれほど良くないのですが、流れが半端じゃないくらいあり、潜降した場所にはアカモンガラがごっちゃり。
 根の下に降りて流れに負けないようゆっくり進むと、今度はカスミチョウチョウウオがごっちゃり。ドロップオフの壁にはキンギョハナダイもごっちゃり。
 クラックの奥の穴の奥には、エビ(何エビだか判りませんでした)が2匹。ライトを当てるとすぐに引っ込んでしまいました。
 ここで流れに逆らって離れ根まで一気に泳ぐと、根の先のドロップオフにグルクンの群れと1mクラスのイソマグロが5匹、同じく1mクラスのツムブリが10匹ほど泳いで行きました。
 流されないように男岩に戻り、コーナーを抜けると流れも緩やかで、ここからはまったりダイビング。
 深度を徐々に上げていき、根の窪みには久しぶりにご対面、ハナヒゲウツボがにょろ〜にょろ〜と流れに合わせていました。

 帰りは思ったほど荒れも少なく、ちょっとウトウトしながら戻ってきたのですが、途中から風が変わり、冷たい北風で目が覚めてしまいました。ちょっと寒かったですが、雨に降られることもなく無事帰港。

 今日は曇りときどき雨で肌寒かったのですが、久しぶりにハナヒゲ君にも逢えたし、でっかいウミウシや回遊魚も観れて楽しかったですね。また是非遊びに来てください。

2005/05/13(金) 魚ごっちゃり…
【タマルル】気温22度、水温25度、透明度27m、流れなし。
【トウマ2】気温23度、水温25度、透明度22m、流れなし。
【自津留】 気温23度、水温24度、透明度26m、流れあり。

 今日は昨年夏に遊びに来てくれたウチナーネエネエが、またまたお友達を連れて遊びに来てくれました。ネエネエはベテランダイバーですが、お友達は初ダイビング。
 行きの船はちょっと揺れましたが、船酔いもなく無事ポイントに到着です。

 早速1本目はタマルルにエントリー。サンゴの根の上には沢山のロクセンスズメ、キホシスズメ、ヤマブキベラ、ブダイなどが集まってきて、餌をねだってます。
 でっかいタマンも10匹くらい群れていて下の砂地に降りると、クロナマコがぷよぷよしてました。
 初ダイビングのお二人は、初めて観る景観に感動の様子。魚達もいっぱいで、クマノミと遊んでました。

 2本目は座間味のトウマに移動。こちらは波もほとんどなく、まったりダイビングです。
 枯れ場から砂地に移動すると、さっそくでっぷり太ったサザナミフグが近づいてきました。アオヤガラやブダイも群れていて、トロピカルフィッシュに癒され、サンゴもまだまだ元気です。

 昼食時にやっと晴れてきた、と思ったら、すぐまた曇り。予報は雨だったので仕方ないですが、ちょっとだけでも晴れて欲しい。
 昼食後はのんびりスノーケリング。でもやっぱりちょっと寒かったようです。

 最後はベテランネエネエと自津留でドリフト。サンゴの根をまったり行くと、チビカメが登場。少しだけ追いかけてみましたが、すぐどこかへ行ってしまいました。
 根に沿って流れると、キンギョハナダイ、キホシスズメ、デバスズメ、オヤビッチャ、アカモンガラ、バラフエダイも沢山群れてます。
 そして、グルクンの群れ。ず〜っと我々の横を通り過ぎていくのですが、中々途切れません。まさにごっちゃり状態です。
 最後に綺麗なハナゴイも群れをみてエキジット。

 帰りはそれほど揺れも無く、まったりのんびりクルージングで帰ってきました。
 初ダイビングのお二人も、ベテランネエネエも楽しんでいただけたでしょうか?また是非遊びに来てくださいね!

2005/05/10(火) 美ら海水族館
 今日はリピーターのゲストと、ダイビングをお休みして本部の美ら海水族館に行ってきました。私は1年振り。
 GW後の平日だというのに、駐車場はいっぱいで、いつもの水族館近くには停められず、中央ゲートから入場。雨がパラついていたので、ちょっと寒かったです。
 中に入るとヒトデやナマコに触れるコーナーがあって、普段ダイビングでは触らないようにしてるため、いつも見てる生物の感触を初めて味わってみました。
 サンゴの海はでっかいハタやさらにでっかいナポレオン、ツバメウオもでか過ぎ!ってくらい成長してて、自然の海より栄養豊富な水槽のようです。
 小さな水槽のクマノミやガーデンイールを抜けていよいよ大水槽へ。
 なんか1年前よりさらに大きくなってる気がするジンベエザメが3匹、そしてマンタも5匹。沢山のエイやサメも一緒にいて、カツオやツムブリ、グルクマは2000匹も入っているそうです。イトヒキアジも綺麗な糸を引きながら悠々と泳いでました。
 この水槽はいつまで見てても飽きないほど楽しいですね。

  今話題の尾びれの無いイルカの「フジ」ちゃんを見にラグーンへいくと、沢山のゴンドウクジラに混じってフジちゃんも元気に泳いでいます。時々プールの淵ま で来てこちらを伺い、浅いプールと深いプールを行ったり来たり。尾びれがほとんど無いにも関わらず、一生懸命水を叩いてプールを移動してました。

  イルカのショウが始まったので、会場にいくと、沢山のお客さん。イルカ達は高くジャンプしたり、くるくる回って踊ったり、台に上がって挨拶したりと、ほん の20分ほどですが、我々を楽しませてくれました。イルカ達もちゃめっ気たっぷりで、水槽の淵まで来て口で水を観客にかけたりしてましたが、トレーナーの お姉さんは「今日はちょっと寒いから、お願いやめて〜」とイルカにお願いしてました。

 水族館までは那覇から遠いのですが、やはり一度は見ておきたいスポットです。普段ダイビングで見慣れた魚や、中々お目にかかれない大物まで、じっくり観察できるし、色々説明も受ける事ができますので、海の生物の知識を深めることもできますね。

 皆さんも是非一度、行ってみてください。

p.s.
 今日の写真は全てゲストの撮影です。

2005/05/08(日) 粟国〜渡名喜
【筆ん崎3瀬】  気温27度、水温26度、透明度20m、流れあり
【筆ん崎3瀬】  気温27度、水温26度、透明度20m、流れ穏やか
【アンジェーラ口】気温27度、水温26度、透明度26m、流れ少し

 今日はリピーターのゲスト1名のみの貸しきり状態で粟国〜渡名喜へ遠征してきました。ゲスト1名にスタッフ7名のお姫さまダイビングです(笑)。

 粟国に到着すると、風が強くなっていて少し水面がチャプチャプしてますが、ドリフトでエントリー。
  3瀬と呼ばれる大きな根に潮が当たって水中はプランクトンが豊富。それを狙ってギンガメアジが数千匹群れています。これがまたスゴイ数。1つの塊になって 根の先端に固まっているので、下に入ると頭上が暗く水面が見えません。あまりの数に圧倒され、しばらく見入ってしまいました。
 少し先に移動すると、こんどは1.5mクラスのイソマグロを筆頭にどっちゃりと30匹ほどの群れ。こちらは悠々とホバーリングして全然逃げません。
 少し戻ってナポレオンを追いかけていると、岩の上にモンダルマガレイが、目玉をキョロキョロさせてこちらを伺ってます。
 他にアカモンガラも凄い数群れていて、ギンガメの糞が沢山落ちてくる下で、餌にしてました。
 イソマグロを追って根の反対側まで移動して、カスミアジやテングハギモドキもでっかい。
 40分たっぷり群れを堪能してしまいました。

 2本目もここでドリフト。しかし、先程あれだけ居たギンガメが全然いなくなってしまいました。10匹くらいの群れが数ヶ所にいる程度です。
 その代り、イソマグロの群れが増えていて、1.5mクラスが10匹ほど固まってました。
 沖の岩の影にはこれまた1.5mクラスのクエ。アカモンガラは相変わらず凄い数でした。

 エキジットして30分ほど移動し渡名喜へ。昼食を済ませ3本目は、先日全然カメが居なかったアンジェーラ口でカメリベンジです。

 エントリーすると、こちらは透明度も良く、流れも緩やかでまったりダイビングを楽しめそう。
 少し移動するとマダラトビエイ登場。ゆっくり追っていったのですが、さすがに追いつけませんでした。
 しかし、その向こうから巨大カメがゆっくり近づいてきます。ゲストの横に並んで時々首を振りながら、興味津々の様子。どっちが観察されているのか…(笑)
 しばらく我々と遊んでくれて、どこかに泳いで行きました。
  先に進むとまたまた小さなカメ登場。こちらは右足がありません。サメに食べられたのでしょうか? 可哀想なのでこれは追わず、さらに進むとまたまたカメ登 場。岩場に着底したので、ゆっくり近づくとそこはカメの憩いの場でした。デカガメ3匹とチビガメ2匹が寄り集まって休憩中。
 先に進むと今度はタマンの群れ。50匹くらいが水面近くでまったりしてました。
 別のスタッフがヒョウモンウミウシを見つけ、撮影しようとしたら、頭上にツバメウオの群れ。どっちを撮るか迷って一旦ウミウシを撮影後、ツバメを追って撮影、再び戻ってウミウシをじっくり撮影しました。
 先に進み、またまたチビカメ登場。今日はカメだらけです。先日はなんで居なかったんだろう?
 最後に再びマダラトビエイが通り過ぎていき、ダイビング終了です。

 今日は群れ、群れ、群れとカメ、カメ、カメ、、、おまけでナポレオンやツバメウオも見れてすごく楽しいダイビングでした。
 また粟国に挑戦しましょうね!

2005/05/06(金) アジ玉…美味しそう
【タマルル】気温27度、水温24度、透明度28m、流れ若干あり
【アリガー】気温27度、水温24度、透明度26m、流れあり
【黒島北】 気温27度、水温24度、透明度25〜30m、流れあり

 このところ、気温、水温とも安定して風も冷たくなくなり、ダイビング後のボートの上でも全然寒くありません。いよいよ沖縄の長い夏の始まりですね。
 今日は昨日に引き続き大阪のショップさんツアーとケラマに行ってきました。海上は少し荒れていて、他のチームのゲストさんはグロッキーの様子。我々海の子チームは全然問題なくケラマに到着です。

 1本目は昨日のリベンジ、タマルルでカメ探しです。潜降すると若干水が冷たく感じられましたが、透明度がかなり良く、とっても綺麗です。
 根に沿って進んでいくと、やっぱり今日もカメはダメなのでしょうか? ハナゴイ、キンギョハナダイを見ながら必至に探します。
  諦めて戻りかけたそのとき、ちっちゃなカメがゆっくり泳いできました。ショップのスタッフさんと挟み打ちでゆっくり距離を狭めていくと、かなり接近でき、 皆さん至近距離から観察する事ができました。手が届きそうなくらいまで接近すると、我々の隙間からダッシュで抜けていきましたが、そのあとは5mほどの距 離を保ってゆっくり泳いでます。ダイバー慣れしてるみたいですね。
 1時間近くも泳いでしまったので、船に戻りエキジット。

 2本目は人気のアリガーケーブルに潜りたいので、時間調整のためここでちょっと早めの昼食。

 アリガーに行くと思惑通り他の船はランチタイムで居なくなっていて、我々の独占状態でした。
 潜降するとこちらも綺麗です。流れが強く入っていて、沖の根の周りにいろチンアナゴをじっくり見るのはちょっと辛かったのですが、さらに沖の根のカクレクマノミやヨスジフエダイ、ノコギリダイなどの群れに、まだちっちゃいグルクンが一杯。
 岩の下にはでっかいオニカサゴが岩とおんなじように丸まってました。
 砂地を戻るとず〜っとサザナミフグがついてきます。でも接近しようとすると離れてしまい、しばらくするとまたすぐ後ろに居たりして、馴れ馴れしいです(笑)。
 割れ根の先でカマスの群れ、セジロクマノミを見て、ウコンハネガイが光ってるのを確認。
 小さなレモンウミウシやキスジカンテンウミウシがウネリに煽られころころ転がってました。

 3本目は黒島北に移動。風がかなり強くなっていて、水面がパシャついてましたが、潜降するとウネリもほとんど無く穏やかな水中です。浅場の方は濁ってましたが、離れ根に行くと30m以上抜けていてとっても綺麗でした。
 水路を渡ってキンギョハナダイ、カシワハナダイ、ツノダシ、ブダイ、キホシスズメ、アマミスズメ、、、いつものメンバーを見ながら移動。
 離れ根にはグルクンとムロアジの凄い群れ。とくにアジは「アジ玉」になって1つの生き物のように泳いでました。
 ダイバーが近づくと根の向こう側に移動してしまい、残されたのはウメイロモドキとカスミチョウチョウウオ、アカモンガラ、テングハギモドキなど。
 流れが心配だったのですが、アジを追って根の先端を回り込むと、思ったほど流れがありません。安心して-5mほどの棚の上に出ると、ここのアジ玉が固まってました。水面にはキビナゴの群れを追って、ニジョウサバが数匹アタックをかけてます。
 その動きにあわせてアジ玉もサァーっと流れていきました。
 水面近くの水路は荒れていたので、そのまま引き返し根の先端を回り込むと、今度はグルクンの群れとアジ玉が交じり合い、まるで魚のショウを見てるようです。
 ウメイロモドキやムレハタタテダイの群れもやってきて、彩りを添え、水中が一気に華やいだ瞬間でした、。。

 今日も3本違ったダイビングで楽しかったですね。特に黒島北ではイソマグロこそ見れませんでしたが、群れの多さに圧倒され、満足ダイビングでした。

 夜には、他のショップツアーのメンバーと総勢20名で大宴会。ひと足お先にGW終了となりました。
 また是非遊びに来てくださいね!

2005/05/05(木) 渡名喜紀行
【島尻崎ホール】 気温27度、水温24度、透明度25m、流れ少しあり
【アンジェーラ口】気温27度、水温24度、透明度24m、流れ少しあり
【アンジェーラ沖】気温27度、水温24度、透明度28m、流れあり

 今日は大阪のショップツアー様ご一行とリピーターのゲスト1名でケラマへ行ってきました。と思ったら、船長が「海況がいいから渡名喜に行こう」と言い出して、急遽渡名喜ツアーになりました。
 昨日より若干波がパシャついてたのですが、約1時間半ののんびりクルージングで渡名喜到着。

 1本目は渡名喜のブルーホール「島尻崎ホール」にエントリー。潜降してすぐ、-20mのドロップオフの下に開いた入り口からトンネルの中に入ります。大きな入り口とは対照的に狭い通路を通って奥にいくと、真っ暗の広場に出ます。
 前回ここで潜ったときにはでっかいカノコイセエビが居たのですが、今日はちっちゃなロウソクエビが1匹。取られちゃったかな?(笑)
 トンネルの中には沢山のリュウキュウハタンポとアカマツカサがごちゃっと居て、さらに奥に進むとでっかい広場に出ます。ここからは2つに別れて、すぐ先がトンネルの出口になっていて、明るい光が差し込んできてとっても神秘的です。
 右側のトンネルに入ると、天井が丸く開いていてそこから射し込む光のシャワーが幻想的。
  トンネルの底にいると分からないのですが、少し浮上すると左側に小さな通路が開いていて、もう1つのトンネルに繋がっています。2つに別れた通路は回廊の ようになっていて、ここで迷うと一生出られないかも?(嘘です、どちらに入ってもトンネルの出口が見えているのですぐに方向が判ります)
 出口付近で少し時間をとり、浮遊感を味わって外にでました。
 少し流れがあったのですが、今日のゲストは皆さん100本以上のベテランさんばかり。ドロップオフの壁に沿って、カスミチョウチョウウオやグルクンなどを見ながら最初の入り口付近まで戻り、このダイビングで300本記念のゲストと記念写真を撮ってエキジット。

 2本目は島の反対側に移動してカメ探し。エントリーするとこちらも若干流れがあったので、まずは潮上に進みます。前回あれだけ居たカメですが、今日は全然いません。。。どうしたんだろ?
 しばらく泳いで方向を変え、浅場に向かうと、ちっちゃなカメがダッシュで泳ぎ過ぎて行きました。カメって全速で泳ぐととっても速いんですよ。ほんの3〜4秒で我々の前から消えていきました。
 その後もカメを探したのですが、残念ながら見つからず。いつものトロピカルフィッシュを見てエキジット。

 他のチームも1匹くらいしか見てないようで、昼食後、もう一度ここからドリフトでカメ探しに挑戦。

 沖のリーフ沿い-14m付近を流れていくと、でっかいカメが前方を悠々と泳いでいます。でも我々よりはるかに速く、10秒ほどで視界から消えてしまいました。
 諦めて他のカメを探しながら、ツバメウオの群れや、カクレクマノミ、カマスの群れなどを見ながら移動。
 すると先程の大きなカメが岩の影で休憩中。ゆっくり寄っていったのですが、またまた逃げられてしまいました。

 今回はカメ三昧とはいきませんでしたが、神秘的なトンネルあり、ダッシュチビカメ、どっしりデカガメと色々楽しめたダイビングでした。明日はケラマの予定です。今度こそカメを近くで!(^^;)

 夜はまたまた那覇ハーリーへ海上から花火見学です。ちょっと出港が遅れて、到着する前に花火が始まってしまったのですが、打ち上げ場所の港の真ん前に陣取り、迫力ある花火を堪能できました。またまた首が痛くなったかも。

2005/05/04(水) ケラマでスノーケリング!
【アラリ】  気温27度
【パライソ】 気温27度、水温24度、透明度28m、流れなし。
【ナガンヌ北】気温27度

 今日は東京からお越しのスノーケリングゲスト2名とケラマへ行ってきました。突然のお申し込みだったので、いつもの船が満杯。急遽他の船に乗せてもらい無事出港できました。
 今日はほとんど風がなく、水面は鏡のように真っ平ら。薄曇りの空と気味が悪いほどの穏やかさで、ゴジラでも出現しそうな感じです。(笑)

 最初は渡嘉敷のアラリへ。水底-12mの砂地には沢山のオニヒトデが闊歩してました。しばらく入らないうちに大量発生してるもようです。
 サンゴの根の上にはスズメダイ、ベラ、ヤガラ、クマノミ、ブダイ、ハギ、チョウチョウウオ、などなどなど。
 今日のゲストは何度もスノーケリング、スキンダイビングを経験してるので、自分たちでアチコチ泳ぎまくって潜って写真を撮ってました。

 太陽が出てきたので、スーツを脱いでラッシュガードだけで入ってましたが、やっぱりちょっと寒そうでした。

  次は前島のパライソにエントリー。ここは比較的浅く-10mくらいの砂地の周りにはサンゴの根がいっぱい。今日は透明度バツグンで、水面から下もよ〜く見 えます。岩陰に潜んでいたミノウミウシの仲間を見つけ写真に撮っていると、背後から肩を叩かれ、他のダイビングチームのガイドが「何?」と聞いてきまし た。
 息が続かないので指さして浮上。無事見つけて紹介してたみたいですが、素潜り中に声を掛けないで欲しい…(^^;)

 3本目は波が出てきたのでチービシのナガンヌ北に移動。こちらは-16mと深く、上からではあまり魚を見る事ができません。カメを探しましたが見つからず、後からダイビングチームが見たとの事で、一緒に付いていけば良かった。。。

 天気もなんとかもって、時々晴れ間もあっって、のんびり楽しめました。また是非遊びに来てくださいね。

2005/05/03(火) 那覇ハーリーとダイビング
【トウマNo.2】気温27度、水温24度、透明度20m、流れなし。
【アリガー南】気温27度、水温24度、透明度26m、流れあり。
【運瀬】   気温27度、水温23度、透明度30m、流れあり。

 今日はファンと体験女性2人組と、ファンと体験のカップルでケラマへ行きました。海は結構荒れていて、かなり揺れてしまい、若干1名ダウン。船酔いだけは、我々スタッフにもどーしよーもないので、ちょっと可哀想だけど仕方ありませんね。

 最初のポイントは座間味のトウマ浜。北からのウネリを避けて南側のポイントです。早速女性2人組の体験ダイビングスタート。
 なんどかダイビングをしたことがあるとのことで、お二人とも落ちついていて耳抜きも問題なく、砂地に広がるサンゴの根をぐるぐる回ってしまいました。
 ガレ場にはチンアナゴがいっぱい顔を出していてゆ〜らゆらしてます。少し大きめの根にはオヤビッチャ、ロクセンスズメ、ヤマブキベラがまとわりつき、でっかいユカタハタが数匹陣取ってました。
 ハマクマノミは気が立っているのか、その奥のハダカハオコゼやオトヒメエビを見ようと覗き込むと、マスクを叩いて威嚇してきます。
 反対側の穴の奥で、フリソデエビがヒトデを食べてました。

 続いてファンと体験に行こうとしたのですが、女性が船酔いでダウン。仕方ないので男性のファンダイビングだけでスタート。
 沖のエダサンゴの群生には沢山のアマミスズメやデバスズメ、ミスジリュウキュウスズメなどのトロピカルフィッシュが群れていて、南国の雰囲気ばりばり。
  でっかいヘラヤガラやカクレクマノミ、ハナビラクマノミを見て、船の下にもどったら、GWで水中もダイバーだらけ。おまけに砂地でフィンキックしまくりチ ンアナゴを蹴散らしてしまい、全部引っ込んでいました。ガイドさんがもうちょっと気をつけてくれればいいのだけれど…。
 先程のハダカハオコゼやフリソデエビにもダイバーが群がり、写真待ちの行列が出来てます。凄い人でした。

 エキジットしたら、女性は少し快復したようで、潜るのは怖いけどスノーケリングなら行けそう、という事で、水面でのんびり楽しんでました。

 2本目はアリガーの南へ移動して、3名でエントリー。少し流れがありましたが、根をいくつか越えるとグルクンの群れ、カクレクマノミ、沢山のスズメダイ達、でっかいサザナミフグ、タテキン、ツノダシ、チョウチョウウオなどなど。
 ここはサンゴが綺麗で、のんびり癒されダイビングでした。

 3本目はファンの男性と2人で、運瀬にエントリー。他のチームと一緒に移動しましたが、かなりの流れで岩に掴まりながら魚待ちします。
 するとグルクンの群れに続いてでっかいイソマグロが数匹水面近くを泳いでいきました。
 そのあとしばらくすると、今度は1匹で1.2mクラスのイソマグロが悠々と泳いでます。我々ダイバーは岩に掴まるのに必至だけど、魚はなんの苦労もなく泳いでいて羨ましいですね。(笑)
 流れに乗って島裏に回るとカスミチョウチョウウオ、テングハギモドキの群れなどが流れに負けじと泳いでます。
 岩の亀裂からでっかいニセゴイシウツボが睨みを利かせ、遠巻きにハタタテハゼやクロユリハゼがホバーリング。

 潮に乗って浮上し、エキジットすると船の上がびっしょり濡れてます。我々がエントリーした直後に雨が土砂降りだったみたいです。上がったら少し晴れ間も見えていて、帰りも少し揺れましたが、疲れた身体を休めながら帰港しました。

 今日から那覇ハーリーが始まり、毎日花火が上がるということで、船を出して海上から花火見物。
 他の船より一番前に陣取って、打ち上げ場所の真ん前で迫力あり花火を堪能しました。あまりに近すぎて見上げる首が痛くなったかも(笑)。

 今日はまったりダイビングあり、爆流ダイビングあり、花火見物ありの楽しい一日でしたね。また是非遊びに来てください。

2005/05/02(月) 体験!ケラマでダイビング
【6番崎】 気温26度、水温24度、透明度20m、流れ少しあり。
【タマルル】気温26度、水温24度、透明度24m、流れなし。

 GW真っただ中!今日は体験ダイビングでケラマに行ってきました。それにしても船の上は凄い人数です。。。

 低気圧の影響で海は大荒れ。ポイントに着く前に全身びっしょりでもうすでにダイビングした後みたいです(^^;)。

 それでも元気にダイビング開始です。2名づつエントリーして、サンゴの根の上で、可愛らしいトロピカルフィッシュと遊び、ゲストが熱望されていたクマノミにも合うことができました。
 沖側のリーフの縁までいくと、おおきなタマンやチョウチョウウオ、スズメダイなどが群れています。モンガラカワハギの変った模様に驚いていたみたい。ホント変ってますもんね。

 続いてのゲストはお二人でカメラを片手にアチコチ撮りまくってました。サンゴの上での体験なので落ちないように掴んでいるのですが、お二人が別の方向に行こうとしたり、ダッシュしたりしてもー大変(笑)。始めての水中もまったく恐く無かったようです。

 ポイントを移動してのゲストは砂地に降りて砂を巻き上げないように足を動かさないよう指示してから勝手に泳いでもらいました。手を器用に使って自分の行きたい方向へ進み、あれは?これは?と始めて見るサンゴやイバラカンザシ、ナマコやヒトデに興味津々の様子。

  最後のカップルは彼女が顔を水に付けると苦しいらしく、彼氏の方だけでダイビング。後ろから支えて行きたい方向に行ってね、と言ったら、フィンキックが強 い強い…。こちらが引っ張られるような感じで、元気一杯です。彼女の為に写真を一杯撮ってあげようとしたみたいで、アチコチシャッターを押しまくってまし た。仲良いカップルで羨ましいことです(^^;)

 帰りはあまり揺れずに、全身濡れることなく無事帰港できました。始めてのダイビングはいかがでしたか? 船は揺れて大変でしたが水中は綺麗でしたね、また遊びに来てくださいね!

(今日は忙しかったため写真は撮れませんでした、ごめんなさい)

2005/05/01(日) 船は揺れ揺れ…水中はまったり
【黒島北】気温27度、水温24度、透明度28m、流れなし。
【自津留】気温27度、水温24度、透明度20m、流れ少しあり。

 今日は女性2名と男性1名のゲスト3名でケラマへ行ってきました。風が強くなっていて、行きの船は大揺れ…。でもなんとか気分も悪くならずにケラマ到着。

 1本目は黒島北にエントリー。浅場のほうはウネリが強く水面も波が立ってましたが、潜降して-10mまで行くとウネリもほとんどなくなり、まったり。
 沢山のテーブルサンゴ、エダサンゴ、キッカサンゴにはキンギョハナダイやアマミスズメ、キホシスズメ、シコクスズメが群れていて、沖にいくとグルクン、ウメイロモドキも泳いでいました。
 水路を渡って離れ根に向いましたが、沖は流れがあったのでそこでUターン。サンゴの根に戻ると可愛いハナビラウツボが、小さな口を大きく開けて威嚇中。
 ハタタテハゼやクロユリハゼ、ニシキヤッコ、タテジマキンチャクダイを見てエキジット。

 上がるとかなり風と波が強くなっていたので、すぐにカミグーへ移動。ここでは潜らず、昼食を済ませて1時間ほどのんびり休憩してました。
 ゲストの1人が岩まで泳いでいき、ガケの上7mくらいから海へジャンプ!楽しそうに2回も飛んでました。でも危ないからほどほどにね…(笑)

  2本目は自津留に移動してエントリー。こちらは透明度が落ちていましたが、崖の下に出ると沢山のグルクン、沖にはでっかいバラフエダイ、ツノダシ、ミナミ ハタタテダイ、ヘラヤガラ、ヤマブキベラ、スズメダイなどお馴染の魚達に混じって、アカモンガラやナンヨウハギが乱舞してました。
 モンガラカワハギが2匹で喧嘩中。縄張り争いかな。
 岩陰にでっかいイシガキダイ、綺麗なゾウゲイロウミウシを見てのんびり遊んでエキジット。

 船はちょっと揺れていましたが、那覇まで疲れた身体を安めながら帰ってきました。
 今日はちょっと揺れていたけど、水中はまったりのんびりで、とても綺麗でしたね。また是非遊びに来てください!

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